
ケレン作業とは?外壁塗装の耐久性を左右する下地処理と見積書で見るべき項目
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に 外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている ジャパンテック株式会社です。 代表取締役の奈良部です! 外壁塗装の見積書で「ケレン作業」という言葉を見ることがあります。聞き慣れない言葉のため、「何をする作業なのか」「本当に必要なのか」と感じる方もいるでしょう。 ケレン作業とは、塗装前に行う下地処理のことです。サビ、古い塗膜、汚れなどを落とし、塗料が密着しやすい状態に整える作業を指します。とくに鉄部や金属部分では、仕上がりだけでなく耐久性にも関わる重要な工程です。 外壁塗装は、塗料を塗れば終わりではありません。塗る前の面が整っていないと、どれだけよい塗料を使っても、剥がれやサビの再発につながる可能性があります。 越谷市・春日部市・さいたま市周辺でも、雨戸、庇、霧除け、トタン部、シャッターボックスなど、ケレン作業が必要になる場所は多数あります。台風やゲリラ豪雨のあとに水が回りやすい部位や、日当たり・湿気の影響を受けやすい面では、サビや旧塗膜の浮きが出ていることもあります。 また、ケレン作業は見積もりの数字にも影響が出る要素です。ケレン作業をしない外壁塗装は、手抜き工事につながるおそれもあります。 そこで今回のお役立ちコラムでは、ケレン作業の意味や必要性、手抜きをされた場合のリスクのほか、見積書で確認したい項目についてお話しします。 ケレン作業とは塗装前に面を整える下地処理 ケレン作業は、塗装前の準備作業です。サビや古い塗膜を落とし、塗料が密着しやすい面を作ります。見た目をきれいにするだけでなく、塗装後の「持ち」にも関わる重要な工程です。 外壁塗装の仕上がりは、上に塗る塗料だけで決まるものではありません。塗装する面に汚れやサビ、浮いた旧塗膜が残っていれば、新しい塗料は十分に密着しにくくなります。つまり、ケレン作業は塗装の土台を作る工程といえます。 サビ・古い塗膜・汚れを落として密着しやすくする ケレン作業では、ワイヤーブラシ、サンドペーパー、電動工具などを使います。鉄部にサビが出ている場合は、サビを落としてから塗装へ進みます。 古い塗膜が浮いている場合も、そのまま塗ると新しい塗料が密着しにくくなります。表面の汚れや粉っぽさが残っている場合も同様です。塗装前に不要なものを取り除くことで、塗料がしっかり付く状態に近づけるのです。 ケレン作業には、程度があります。大がかりにサビを落とす作業もあれば、表面を軽く目荒らしする作業もあります。住まいの塗り替えでは、部位の状態に合わせて必要な作業を選ぶことがポイントです。 たとえば、軽い汚れや表面の粉化であれば目荒らしや清掃が中心になります。サビや旧塗膜の浮きがある場合は、除去作業が必要です。腐食が進んでいる場合は、塗装だけでなく補修や交換を検討したほうがよいケースもあります。 住宅では鉄部や付帯部で必要になりやすい ケレン作業は、外壁全体だけではなく、金属部や付帯部で必要になることが多い作業です。とくに雨や紫外線を受けやすい場所では、サビや旧塗膜の浮きが出やすくなります。 越谷市・春日部市・さいたま市周辺では、台風やゲリラ豪雨のあとに庇、霧除け、雨戸まわりへ水が回り、端部からサビが出ることがあります。日当たりの強い面では塗膜の劣化、北面や隣家側では湿気による傷みも確認しておきたいところです。 場所 ケレン作業が必要になりやすい理由 雨戸 金属面にサビや古い塗膜の浮きが出ることがある 庇・霧除け 雨を受けやすく、端部から傷みやすい トタン部 サビが出ると、塗料が密着しにくい シャッターボックス 表面の汚れや劣化塗膜を整える必要がある 鉄製手すり 手で触れる部分や雨の当たる部分が傷みやすい 付帯部は外壁より面積が小さいため、見積書では目立ちにくい場合もあります。下地処理が不十分だと、外壁より先に剥がれやサビが目立つことも出てきます。 ジャパンテックでは、外壁面だけでなく、雨戸、庇、霧除け、シャッターボックス、鉄製手すりなどの付帯部も確認し、ケレンが必要な箇所を見積書に反映しています。 ▼トタン部のサビやメンテナンスが気になる方はこちらも参考になります▼トタン屋根とは?知っておきたいメリットとデメリット!症状別メンテナンス方法も解説! ケレン作業を省くと塗装後の不具合につながる ケレン作業は、外壁塗装が完成してからだと出来栄えを確認しにくい工程です。そのため、手抜きがあってもすぐに気づけないことがあります。 下地処理が不十分なまま塗装すると、早い段階で不具合が出る可能性もあります。塗装直後はきれいに見えても、数か月から数年で剥がれやサビが出てくるケースもあるため、契約前の確認が大切です。 ▼塗装の仕上がりが業者によって変わる理由も確認しておきましょう▼公共工事仕様の住宅検査品質を“わが家”にも。塗装の仕上がりが塗装業者によって変わる理由 塗膜の剥がれやサビの再発が起きやすくなる サビや浮いた旧塗膜が残ったまま塗装すると、新しい塗料がしっかり密着しません。最初はきれいに見えても、時間が経つと剥がれや膨れが出る場合があります。 鉄部では、サビを十分に落とさないまま塗ると、塗装後に再びサビが広がることもあります。表面だけ塗っても、下に原因が残っていれば、長持ちしにくい結果をもたらすのです。 ケレン作業の不足で起こりやすい不具合は以下のとおりです。 ・塗装後まもなく剥がれが出る・サビが再び表面に出てくる・塗膜が膨れて浮いたように見える・雨戸やシャッターボックスだけ先に傷む・補修しても同じ場所で不具合が出る このような状態になると、再塗装や部分補修が必要になる場合もあります。結果として、最初に安く見えた工事でも、あとから余計な費用がかかるおそれがあります。 安すぎる見積もりでは下地処理の中身を見る 外壁塗装の見積もりが極端に安い場合、塗料代だけでなく下地処理の内容も確認してください。ケレン作業は時間と手間がかかる工程です。短時間で済ませようとすると、表面を軽くなでる程度で終わってしまうこともあります。 注意したいのは、見積書に「鉄部塗装」とだけ書かれているケースです。その中にケレン作業が含まれているのか、どの程度の下地処理をするのか分からないと、工事内容を比較できません。 安さだけで選ぶと、塗る前の作業が簡略化される危険性もあります。いわゆる手抜きです。金額を見るときは、塗料名や回数だけでなく、塗装前にどこまで面を整えるのか確認してください。 また、訪問販売や点検商法では、不安をあおって契約を急がせるケースもあります。見積書の内容があいまいなまま契約せず、ケレン作業や下地処理の範囲まで確認してから判断しましょう。 ▼見積書で見るべき項目を整理したい方はこちらも参考になります▼外壁塗装の見積が高すぎる?チェックすべき5項目 見積書でケレン作業を確認するポイント ケレン作業は、見積書を見ても分かりにくい工程です。だからこそ、契約前に「どこで」「どの程度」行うのか確認する必要があります。項目名だけで判断せず、範囲と作業内容まで見ることが大切です。 外壁塗装の見積書では、塗料名や塗装回数に目が行きがちです。しかし、耐久性を左右するのは、塗る前の下地処理です。とくに鉄部や付帯部が多い住まいでは、ケレン作業がどこまで含まれているかを確認しましょう。 「下地処理」「鉄部ケレン」の記載を確認する 見積書では、ケレン作業は「下地処理」「鉄部ケレン」「サビ落とし」「素地調整」などの項目で書かれている場合もあります。表現は業者によって異なる点に注意してください。 ただし、確認したほうがよい内容は同じです。「どの部位にケレン作業を行うのか」「雨戸・庇・霧除け・トタン部・シャッターボックスなどが対象に入っているか」を確認しましょう。 次に、作業内容を確認します。サビを落とすのか、古い塗膜を削るのか、塗料が密着しやすいように表面を荒らすのかで、意味は変わってきます。 見積書で見る項目 確認したい内容 対象部位 雨戸・庇・霧除け・トタン部などが入っているか 作業内容 サビ落とし・旧塗膜除去・目荒らしのどれか 数量 何か所、何㎡、何m分なのか 写真説明 傷みがある場所を写真で確認できるか 追加条件 サビが強い場合の対応が説明されているか 見積書の表記があいまいなようなら、契約前に確認しておいたほうが無難です。「鉄部のケレンはどこまで行いますか」と聞くだけでも、説明の具体性を確認できます。 写真付きの説明があると判断しやすい 完成後に見えにくい工程だからこそ、施工前の写真や作業中の記録があると安心です。サビが出ている場所や古い塗膜が浮いている場所を写真で示してもらえれば、「なぜその作業が必要なのか」を判断しやすくなります。 工事後の写真も確認できれば、下地処理を行ったかどうか振り返りやすくなります。すべての作業を写真で残すのは難しい場合もありますが、傷みの強い場所だけでも記録があれば安心材料になるでしょう。 確認するときは、次のような質問をしてみてください。 ・ケレン作業を行う部位はどこですか?・サビ落としと目荒らしはどこまで行いますか?・施工前後の写真は残してもらえますか?・サビが強い場合、追加補修や交換の可能性はありますか?・見積書のどの項目にケレン作業が含まれていますか? 国土交通省では、リフォーム見積もりに関する相談制度も案内しています。見積書の内容に不安がある場合、契約前に第三者へ相談する方法もあります。越谷市・春日部市・さいたま市周辺で外壁塗装を検討している方は、ジャパンテックにも、外壁診断や見積もりについてご相談ください。 FAQ|ケレン作業でよくある質問 ケレン作業は、一般の方には分かりにくい工程です。見積書に書かれていても、どの部位にどの程度の作業を行うのかまでは分かりにくいことがあります。ここでは、外壁塗装を検討している方に向けて、ケレン作業に関するよくある質問をまとめます。 Q. ケレン作業は外壁塗装の費用に含まれていますか? 含まれている場合もありますが、見積書の書き方は業者によって異なります。「下地処理」「鉄部ケレン」「サビ落とし」「素地調整」などの項目で記載されることもあります。 雨戸、庇、霧除け、シャッターボックスなど、どの部位に含まれているのかを確認しておくと安心です。「鉄部塗装一式」とだけ書かれている場合は、ケレン作業の有無や作業範囲を契約前に確認しましょう。 Q. ケレン作業をしないとどうなりますか? サビや古い塗膜、汚れが残ったまま塗装すると、新しい塗料が密着しにくくなります。その結果、塗装後まもなく剥がれ、膨れ、サビの再発が起こる可能性があります。 特に鉄部やトタン部では、ケレン作業の不足が耐久性に影響しやすいです。表面だけをきれいに塗っても、下にサビや浮いた旧塗膜が残っていれば、早い段階で不具合が出ることがあります。 Q. ケレン作業をしたかどうか確認できますか? 完成後は見えにくい工程のため、施工前や作業中の写真を残してもらうと確認しやすくなります。サビが出ている場所、旧塗膜が浮いている場所、ケレン後の状態を写真で説明してもらえると、見積書の内容と工事内容を照らし合わせやすくなります。 すべての作業を細かく確認するのは難しい場合もありますが、傷みの強い場所やサビが目立つ部位については、写真付きで説明を受けると安心です。 ▼外壁塗装の点検だけを依頼できるか不安な方はこちらも確認できます▼外壁塗装は点検だけでも依頼できる?無料点検を活用すべき理由 ケレン作業まで確認して、長持ちする外壁塗装をジャパンテックへご相談ください ケレン作業は、外壁塗装の仕上がりと耐久性を左右する大切な下地処理です。雨戸、庇、霧除け、トタン部、シャッターボックスなどの鉄部や付帯部では、サビや古い塗膜を整えてから塗装することで、剥がれやサビの再発を防ぎやすくなります。 越谷市・春日部市・さいたま市周辺で外壁塗装を検討している方は、塗料名や金額だけでなく、ケレン作業の対象部位や写真説明まで確認することが大切です。 ジャパンテックでは、外壁診断や見積もりの相談に対応しています。外壁や付帯部のサビ、塗膜の剥がれ、見積書の内容が気になる方は、まずは現在の状態を確認するところからご相談ください。 参考資料 国土交通省近畿地方整備局:鉛を含む塗膜の素地調整工法について 国土交通省:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 国土交通省:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 PDF 国民生活センター:訪問販売によるリフォーム工事・点検商法 国土交通省:リフォーム見積相談制度 国民生活センター:リフォーム|見積書の内容に不明な点がある場合の相談先 ▼合わせてチェックしたい▼ ジャパンテックのショールーム ジャパンテックの施工事例
2026.06.15(Mon)
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