外壁塗装の色で失敗しない!後悔しないための色選び完全ガイド
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2025.12.28 (Sun) 更新
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に
外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている
ジャパンテック株式会社です。
代表取締役の奈良部です!
外壁塗装を検討されている方とお話ししていると、話題になるのが「色選び」の悩みです。
- 「どのような色を選べば失敗しないのか分からない」
- 「ご近所の目もあるし、後悔はしたくない」
数え切れないほどの外壁塗装に携わってきましたが、強く感じていることがあります。それは、外壁塗装の色選びで起きる“失敗”は、知識不足だけでなく「決め方の手順」や「確認方法」が十分でない場合にも起こりやすいことです。
今回のお役立ちブログでは、現場でお客様の悩みに向き合ってきた立場から、よくある“色選びの失敗例”や、私が大切にしている「失敗する確率を抑えるための考え方・進め方」などを、分かりやすくお伝えします。
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私が現場で実際に見てきた“外壁の色の失敗例”
早速、どのような失敗例があるか見てみましょう。
完成してみたら「思っていた色じゃなかった」
色見本帳や小さなサンプルでは、良い色に見えていたのに、外壁全体に塗ったら印象が大きく違って見えた事例です。
- 「思ったより明るい」
- 「想像より暗く感じる」
- 「イメージしていた雰囲気にならなかった」
これらの声は珍しくありません。
数年後「汚れが目立つとは思わなかった」
施工後しばらく経ってから後悔するケースもあります。塗装直後はきれいで「やって良かった!」と喜ばれていた方でも、数年後に次の相談をされることも少なくありません。
- 「白っぽい色にしたら、予想以上に汚れが目立つようになった」
- 「濃い色にしたら、色あせが気になってきた」
- 「苔や雨だれの跡が以前より目に入りやすくなった」
色によって“汚れの目立ちやすさ”や“経年劣化の見え方”は、大きく変わります。
家だけ浮いてしまい「街並みに合わなかった」
外壁塗装は“我が家をより素敵にしたい”からこそ行う工事ですが、思い切って個性的な色を選んだ結果「周囲の住宅と調和せず、家だけやたら目立ってしまった」ケースもあります。
もちろん「個性」も大切です。しかし、住宅街では“街並みの一部としてどう見えるか”という観点も欠かせません。
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なぜ色選びは失敗しやすいのか?
ここからは、色選びで失敗しやすい理由をプロの視点から見ていきます。
色は“光”で大きく変わる
現場で色を確認していると、屋内で見た色と屋外の色が全く違うと感じる瞬間が本当に多くあります。屋内照明の下で見る色は一定のトーンにまとまりやすいですが、屋外では「太陽光・反射光・天候・周囲の建物色」が影響し、同じ色でも別の色に見える場合も珍しくありません。
小さなサンプルは「濃く見える」という錯覚
私がいつもお客様にお伝えしているのが「色の面積が広くなるほど薄く見える」“面積効果”です。小さな色見本帳で見た時には落ち着いて見えた色でも、外壁全体のように“面積が広くなると明るく感じやすい”という色彩学上の面積効果があります。
一方、濃い色を選んだ場合も、建物全体の印象が引き締まる反面、人によっては重たく感じる場合があるため、私は決して小さなサンプルだけで判断しない方が良いと感じています。
“なんとなく”で決める色は後悔しやすい
代表として数多くの相談に向き合ってきて感じるのは、“なんとなく”や“勧められたから”という理由だけで決めると、後悔につながるケースが多いことです。
- 「営業さんに勧められたから」
- 「人気って書いてあったから」
- 「今流行っているって聞いたから」
と、自分の考えを持たずに外部の情報のみで決めると塗装後に「自分の家に合っているのか?」と後悔する恐れがあります。
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失敗を大きく減らす外壁色選びの“基本ルール”
外壁の色選びで失敗しないためにはルールがあります。何を守れば良いか見てみましょう。
“後悔しづらい王道カラー”を理解する
私の経験上、長期的に見て満足度が高い傾向にあるのが「グレー・ベージュ・ブラウン」などの“落ち着いたカラー”です。これらの色は、
- 汚れが目立ちにくい
- 経年変化が穏やか
- 周囲の景観に馴染みやすい
などのメリットがあります。もちろん、奇抜な色を否定するつもりはありません。しかし、外壁は“毎日目にするもの”であり、基本的に10年以上同じ色です。流行よりも「安心して暮らせる色」であることが、私は大切だと思っています。
「色」だけでなく“艶”が印象を左右する
色選びの相談を受けていると“色味”だけに意識が向きがちです。しかし、艶(ツヤ)の有無が家の印象を左右します。艶といっても、さまざまなパターンがあります。パターン例は次の通りです。
- 艶あり:はっきり・くっきり・新築感強め
- 5分艶:落ち着きと高級感のバランスが良い
- 3分艶:柔らかい印象でナチュラルな雰囲気
私は「色を決める=見た目のイメージを決めること」ではなく、“家の雰囲気全体を設計する作業”だと考えています。
アクセントカラーは控えめがベスト
玄関周りやワンポイントでアクセントを入れる方も多いですが、経験上「少し控えめ」なくらいが、長期的に見ると満足度が高い傾向にあります。アクセントは“目立たせるため”ではなく、家全体のバランスを引き締めるための役割だと考えると、自然と良い選択ができるようになるでしょう。
後悔しない“色選びの進め方”
正しい進め方を知れば、色選びで失敗する確率を下げられます。進め方を見てみましょう。
「どのような家にしたいか」を言葉にする
私はいつも、お客様に次の質問をします。
- 「今より明るくしたいですか?」
- 「どのような雰囲気にしたいですか?」
“なんとなく”頭の中にあるイメージを言葉にして整理すると、色選びは驚くほどスムーズになります。
必ず“実物に近づける確認”をしてから決める
私は、色を決める前の確認工程を大切にしています。確認内容は次の通りです。
- カラーシミュレーションで建物全体を確認
- A4以上のサンプルで屋外確認
- 晴れの日と曇りの日の両方で確認
私は、色を提案するのみでなく「納得して色を決められる状態まで伴走すること」が塗装業者の役割だと思っています。
家族みんなが納得できる色に
外壁の色は、ご家族全員が毎日目にするものです。私は“誰かひとりが我慢する色”ではなく、“家族全員が納得できた色”を選んでほしいと思っています。
立地・外壁材ごとの注意点も知っておくと失敗のリスクを抑えやすい!
立地・外壁材ごとの注意点を知っておくと、色選びで失敗する確率をさらに下げることが可能です。ポイントを見てみましょう。
日当たりや方角で色は違って見える
同じ色でも、面によって印象が違います。
- 南面は明るく、北面は暗い
- 西日は強く、東側は柔らかい
魅せ方によって、色を微調整する必要があるかもしれません。現場で数多くの住宅を点検してきた中で、実際にそう感じる場面も多くあります。
外壁材の種類でも見え方は変わる
「サイディング・モルタル・凹凸のあるデザイン外壁」とありますが、同じ色でもテクスチャーによって見え方は異なります。「色×素材の相性」まで含めて考えることが大切です。
FAQ|外壁塗装の色選びについてよくある質問
外壁塗装の色選びは、施工後すぐの満足度だけでなく、数年後の「汚れの見え方」「色あせ」「街並みとの調和」まで影響します。そのため「人気色だから」「なんとなく良さそう」で決めると後悔につながりやすい分野です。ここでは、現場で実際に多いご質問をもとに、失敗しにくい判断軸を整理してお答えします。
Q.外壁の色は、なぜサンプルで見た印象と仕上がりが違うのですか?
A.主に「光の条件」と「面積効果」が原因です。屋内照明下の色と屋外の太陽光下では見え方が大きく変わります。また、小さなサンプルでは濃く見えやすく、外壁全体のように面積が広がると同じ色でも明るく見えやすい傾向があります。屋外でA4以上のサンプルを確認するとギャップを減らしやすいです。
Q.汚れが目立ちにくい色はどれですか?
A.一般的には、グレー・ベージュ・ブラウンなどの中間色が汚れの境界が目立ちにくく、長期的な満足度が高い傾向があります。真っ白は雨だれや排気汚れが出るとコントラストで目立ちやすく、濃色は色あせや粉吹き(チョーキング)の変化が目に入りやすい点に注意が必要です。
Q.人気色を選べば失敗しませんか?
A.人気色でも「その家に合うかどうか」は別問題です。外壁材の質感(凹凸や柄)、屋根やサッシの色、周囲の街並み、日当たりなどで似合い方が変わります。人気色を参考にしつつ「自宅の条件で見たときに納得できるか」を基準にすると失敗しにくくなります。
Q.ツヤはどれを選ぶと後悔しにくいですか?
A.後悔が少ないのは、落ち着きと新築感のバランスが取りやすい「5分艶」や「3分艶」です。艶ありは発色が強く出て新築感が出やすい反面「想像よりテカる」「質感が強い」と感じる方もいます。ツヤは色以上に印象を左右するため、希望の雰囲気に合わせて選ぶことが重要です。
Q.アクセントカラーは入れたほうがいいですか?
A.入れること自体は問題ありませんが、範囲と濃さを控えめにするほど長期的に後悔しにくい傾向があります。玄関まわりや破風・雨樋などの付帯部は面積が小さくても目立つため、全体のベース色との相性を確認しながら、主張しすぎない配色にすると失敗リスクを抑えられます。
外壁塗装の色選びで失敗しないための最終判断と相談先はジャパンテックにご相談ください!
外壁塗装の色選びで後悔しないためには「どの色が正解か」を探すよりも「失敗しやすい決め方を避けること」が重要です。小さな色見本だけで判断すると、面積効果で明るく見えたり、屋外の光で想像と違って見えたりして、完成後に「思っていた色じゃなかった」となりやすいのが現実です。
さらに、白系は汚れが目立ちやすく、濃色は色あせが気になりやすいなど、色には長期目線の“癖”があります。だからこそ、カラーシミュレーションで全体バランスを確認し、A4以上のサンプルを屋外で、晴れ・曇りの両方で見る工程を踏むだけで失敗確率は大きく下がります。ツヤも仕上がり印象を左右するため、色とセットで検討するのがポイントです。
ジャパンテックでは、色の提案だけでなく「納得して決められる確認手順」を重視し、ご家族全員が後悔しにくい選択に伴走します。
色選びで迷っている場合は、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店で、ジャパンテックへお気軽にご相談ください。
















































