春日部市の外壁塗装で注意!悪質業者の手口7選と契約前チェックリスト
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2025.11.05 (Wed) 更新

春日部市、越谷市、さいたま市を中心に
外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている
ジャパンテック株式会社です。
代表取締役の奈良部です!
「お宅の外壁にひびが入っています。このままでは家が傷みますよ。」
突然の訪問でそう言われ、不安になって話を聞いてしまった。
春日部市では、外壁塗装をきっかけとした訪問販売トラブルの相談が毎年寄せられています。
悪質業者の特徴は「焦らせる・専門用語で煙に巻く・値引きをエサに即決させる」の3つです。
ですが、事前に手口と対処法を知っておけば、被害は確実に防げます。
今回のお役立ちコラムでは、春日部市で実際に多い悪質業者の手口7選と、契約前に安全性を判断できるチェックリストを紹介します。
「見積を取ったけど少し不安」「訪問営業を受けたけど断りづらい」という方は、ぜひ参考にしてください。

春日部市で多い外壁塗装トラブルの実情

春日部市は戸建て住宅が多く、外壁塗装のニーズも高い地域です。
一方で、高齢者世帯や共働き家庭を狙った訪問販売によるトラブルが後を絶ちません。
ここでは、市内や近隣で実際に報告されている外壁塗装トラブルの現状と原因を整理します。
消費生活センターに寄せられる相談件数
春日部市の相談窓口(埼玉県消費生活支援センター春日部支所)には、毎年リフォーム・塗装関連の苦情が30件前後寄せられています。
中でも外壁塗装に関する内容は以下のような傾向があります。
- 「屋根の無料点検をすると言われ、頼んだら高額な工事を契約させられた」
- 「キャンペーン価格と言われ契約したが、実際は通常価格だった」
- 「解約したいと申し出たら高額なキャンセル料を請求された」
これらの相談の多くは、訪問販売業者または外注営業会社によるものです。
春日部市消費生活センターでも「契約は即決せず、一度家族に相談を」と呼びかけています。
訪問販売・過剰値引き・強引契約が中心
春日部市で目立つのが、訪問販売業者による「過剰値引き」と「即決営業」です。
典型的な手口としては
- 「本日中に契約してくれれば、モニター価格で30万円引きます」
- 「近所で工事中なので足場を共用できるため安くします」
- 「今すぐ塗り替えないと家が腐ってしまいます」
こうした「焦らせトーク」で不安をあおり、即日契約へ誘導します。
中には「無料点検」と称して屋根に上がり、わざと破損させて写真を見せる悪質業者もいるでしょう。
契約書の控えが渡されず、連絡が取れなくなるケースも確認されています。
春日部市では高齢者世帯だけでなく、共働きで日中在宅している家族が少ない住宅街(八木崎・粕壁・豊春など)を狙った勧誘も報告されています。
被害を防ぐには「知識×冷静さ」が鍵
悪質業者の共通点は「不安を与え、冷静に考える時間を奪うこと」です。
そのため、対応時のポイントは以下の3つです。
- その場で契約せず、必ず家族や第三者に相談する
- 名刺と会社名を確認し、公式サイトや口コミをチェックする
- 見積書・契約書を持ち帰り、他社と比較してから決断する
とくに「訪問当日にサインを求められたら、その場で断る勇気」を持つことが最大の防御だと覚えておきましょう。
クーリングオフ(8日以内の契約解除制度)も利用できますが、契約前に一度冷静に立ち止まる方が安全で確実です。
悪質業者の手口7選

悪徳業者は、こちらの「不安」や「無知」につけ込みます。
とくに外壁塗装は専門知識が必要なため、見積書や営業トークを聞いても一般の方には判断が難しいのが現実です。
ここでは、春日部市で実際に被害報告が多い悪質業者の典型的な7つの手口を紹介します。
1つでも当てはまったら、その場で契約せず、必ず第三者に相談してください。
①「今だけ割引」「モニター施工」を口実に即決を迫る
最も多い手口が「今日契約すれば30万円安くします」「モニター価格で工事させてください」といった即決トークです。
一見お得に見えますが、実際は相場より高い金額を提示した上で、値引きしたように見せかけて契約させるケースが多いです。
対処法
- その場で契約せず「見積書を持ち帰って検討します」と伝える。
- 相場を知るために必ず2〜3社の見積りを取る。
②「近所で工事中」と嘘をつき信用を装う
「このあたりで工事中の者です」と言って突然訪問し、近隣での施工を装う手口です。
実際には近所で工事などしておらず「足場を共用すれば安くできます」という誘い文句で契約させるパターンが典型な例になります。
対処法
- 名刺と会社住所を確認し、Googleマップで実在するか検索。
- 「近所の現場を見せてほしい」と言って確認する。
③無料点検と称して屋根に上がり、故意に傷をつける
「屋根の無料点検をしています」と言って屋根に上がり、自分で瓦をずらしたり写真を加工して「このままだと雨漏りします」と脅す手口もよくあるケースです。
実際には損傷していない箇所を指摘し、不要な修理工事を契約させるケースもあるので注意しましょう。
対処法
- 許可なく屋根に上げさせない。
- 点検結果を写真で説明されても、その場で契約せず他社にも確認する。
④塗料名・メーカーを明示しない「オリジナル塗料商法」
「当社だけの特別塗料」「他社にはない高級塗料」といった営業トークも要注意です。
多くは市販品の塗料を再パッケージしたもので、実際の性能や耐用年数が不明確だという特徴があります。
しかも原価の3〜4倍で販売されるケースもあります。
対処法
- 見積書にメーカー名と製品名が明記されているか確認。
- 不明な場合は「メーカーの公式サイトで検索できる塗料か」を調べる。
⑤契約後に追加工事を次々提案する
工事が始まってから「ここも傷んでいます」「屋根も危険です」と言って、次々に追加費用を請求するのも悪質な手口です。
最初の見積りを安く見せ、契約後に金額を吊り上げる「追加商法」の典型例なので覚えておいてください。
対処法
- 契約前に「追加工事が発生する条件」と「見積再提示のルール」を確認する。
- 工事中の変更は、書面での承諾がない限り支払わない。
⑥不要な保証・コーティングを高額で売りつける
「塗装後に特別コーティングをすれば30年持ちます」「防カビ加工を追加すれば完璧です」など、必要のないオプションを高額で勧める業者もいます。
実際には、塗料自体に防カビ・防藻成分が含まれており、追加の処理は不要なことがほとんどです。
対処法
- 「メーカー保証に含まれているか」を確認。
- 塗料メーカーの施工仕様書を見せてもらうと根拠がわかる。
⑦クーリングオフ妨害や「キャンセル料」請求
訪問販売で契約した場合、法律で8日以内ならクーリングオフが可能です。
しかし悪質業者の中には「工事を始めてしまったので解約できない」「キャンセル料がかかる」といって契約解除を妨害するケースがあります。
対処法
- クーリングオフは「はがき・書面・内容証明」で通知すれば法的に有効。
- 8日以内であれば、着工していても契約を取り消せます。
- 不安な場合は、春日部市の消費生活センター(048-739-7100)へ相談。

悪質業者に遭わないための対処法

悪質な外壁塗装業者の多くは「焦らせて考える時間を与えない」「契約後の対応を曖昧にする」という共通点があります。
座間市や春日部市の消費生活センターでも「即決せずに一度立ち止まる」「契約書を必ず確認する」ことが何よりの防止策とされています。
ここでは、被害を防ぐための3つの実践的な対処法を紹介します。
クーリングオフの正しい手順
訪問販売や電話勧誘など、こちらから依頼していない営業で契約した場合は、特定商取引法に基づき8日以内ならクーリングオフ(契約解除)が可能です。
工事が始まっていても、8日以内であれば違約金なしで取り消せます。
クーリングオフの手順
- 契約日を確認し、8日以内に書面または内容証明郵便で通知する
- 「契約を解除します」という文面を明確に書く
- 契約書・見積書のコピーを添付しておく
- 内容証明郵便で送付し、送った日付が記録として残るようにする
クーリングオフ文例
令和〇年〇月〇日 株式会社〇〇御中 令和〇年〇月〇日に締結した外壁塗装工事契約について、 特定商取引法第9条に基づき契約を解除します。 令和〇年〇月〇日 住所・氏名 |
※契約書を受け取った日から8日以内が有効期限です。
もし「工事を始めてしまったので解除できない」と言われても、法律上は無効なので焦らず消費生活センター(☎048-739-7100)に相談してください。
契約書・見積書で確認すべき3点
悪質業者の多くは、契約書や見積書に不明瞭な点を残したまま契約を急がせます。
サインする前に、必ず以下の3点を確認しましょう。
確認項目 | 確認すべき内容 | 注意ポイント |
工事内容 | どの部位をどんな塗料で施工するか | 「一式」表記ではなく、数量と塗料名が明記されているか |
保証内容 | 塗膜保証・工事保証の期間と範囲 | 「保証あり」だけでは不十分。書面を要求する |
総額費用 | 足場・洗浄・付帯塗装・諸経費を含むか | 追加費用が発生しない旨を明記してもらう |
また、契約書の「特定商取引法に基づく書面」欄には、下記の内容が記載されているかを必ず確認してください。
- クーリングオフの記載
- 販売業者名と住所
- 契約日と署名欄
これが抜けている契約書は法的に無効となる可能性があります。
信頼できる業者を見極めるポイント
「悪質業者に遭わない最良の対処法」は、最初から信頼できる業者に依頼することです。
春日部市では、地元密着で施工実績を持つ業者が多数あり、見積りや診断も無料で行っています。
以下のような業者なら、安心して任せられます。
信頼できる業者の特徴
- 現地調査を30分以上かけて丁寧に行う
- 劣化箇所を写真で説明し、見積書を項目ごとに提示する
- 塗料メーカーの公式製品を使用し、保証書を発行する
- 契約を急がせず「ご家族で検討してください」と言ってくれる
一方で「本日限定」「他より安い」「即決で足場無料」などの営業トークは典型的な要注意サインです。
比較する時間を奪われないよう、少なくとも3社の見積りを取るのが理想です。

FAQ|春日部市の外壁塗装で注意すべき悪質業者についてよくある質問

春日部市で外壁塗装を検討している方からは、「この業者は大丈夫なのか」「訪問営業をどう断ればいいのか」「クーリングオフは本当に使えるのか」といった不安の声が多く寄せられます。ここでは、悪質業者の手口や契約前後の対応について、よくある質問をまとめました。
Q.訪問営業で「近所で工事中」と言われました。本当かどうか確認するには?
A.まず名刺と会社名・住所を必ず受け取り、Googleマップで実在する会社かどうかを確認しましょう。そのうえで「近所の現場を見学したいのですが住所を教えてください」と聞いてみてください。実際に案内してくれない、住所をはぐらかすようなら信用できません。春日部市内で実績のある業者なら、自社施工中の現場を堂々と見せてくれます。
Q.訪問販売で契約してしまいましたが、不安になってきました。どうすればいいですか?
A.訪問販売での契約なら、特定商取引法に基づいて契約書面を受け取ってから8日以内であればクーリングオフが可能です。まず契約日を確認し、期限内であれば書面や内容証明郵便で「契約を解除します」と通知しましょう。「もう工事を始めたから解約できない」と言われても、8日以内であれば法律上は無効です。不安な場合は春日部市の消費生活センターや、信頼できる専門店に相談して内容を確認してもらうと安心です。
Q.見積りや説明が不安な業者かどうか、自分で簡単に見極めるポイントはありますか?
A.即決を迫るかどうかが最初のチェックポイントです。「今日中なら大幅値引きします」「今ここで決めてください」と急かす業者は要注意です。次に、見積書の明細が具体的かどうかを確認しましょう。塗料メーカー名・製品名・塗装面積・工程・保証内容がきちんと書かれているか、質問に対して分かりやすく説明してくれるかが信頼性の目安になります。少しでも違和感や不安を感じたら、その場でサインせず、家族や第三者に必ず相談しましょう。

契約前に少しでも不安を感じたらジャパンテックへ相談を

春日部市の外壁塗装で悪質業者の被害を防ぐ一番の方法は、「知識を持って冷静に一度立ち止まること」です。「今すぐやらないと家がダメになります」「今日決めてくれたら大幅値引きします」といったセールストークに出会ったときこそ、契約書や見積書を持ち帰り、家族や第三者と一緒に内容を確認することが大切です。
見積書の明細が一式だらけになっていないか、塗料のメーカー名や製品名ははっきり書かれているか、保証内容やクーリングオフの説明がきちんとされているか、といった基本的なチェックだけでも、悪質業者の多くはふるい落とすことができます。
ジャパンテックでは、春日部市で外壁塗装を検討されているお客様向けに、相見積りの内容チェックや悪質業者の手口に対するセカンドオピニオンも含めて、専門家の立場から分かりやすくアドバイスを行っています。「この訪問営業は信用しても大丈夫?」「この見積りは適正なのか判断してほしい」といった段階のご相談でも問題ありません。
お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールでのご相談、お電話でのご相談、ショールームへの来店など、お客様が話しやすい方法で気軽にジャパンテックへご相談いただければ、契約前の不安やモヤモヤを一つずつ解消してから、安心して外壁塗装の判断ができるようしっかりサポートいたします。

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