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公共工事仕様の住宅検査品質を“わが家”にも。塗装の仕上がりが塗装業者によって変わる理由

公共仕様の検査を“わが家”にも。品質が変わる理由

春日部市、越谷市、さいたま市を中心に

外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている

ジャパンテック株式会社です。


代表取締役の奈良部です!

公共工事のような確かな品質を、自宅の外壁塗装にも取り入れられたら——。そう思ったことはありませんか?国や自治体が発注する公共建築物では、耐久性や安全性を確保するために「膜厚(まくあつ)」「付着強度」「素地調整」といった厳しい検査基準が定められています。

これらの基準は一見、専門的で難しく思えるかもしれませんが、実は一般住宅の塗装品質にも大きく関わる重要な指標なのです。近年では、こうした公共工事仕様の基準を取り入れた“品質重視型”の塗装会社が増えており、越谷市や春日部市内でも「公共工事の品質を戸建てにも」という動きが広がっています。

今回のお役立ちコラムでは、公共工事仕様がどのように品質を変えるのか、そしてその価値を“わが家”にどう活かせるのかをわかりやすくお話していきます。

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公共工事の塗装には“検査基準”がある

公共工事の塗装には“検査基準”がある

学校や庁舎などの公共建築で採用される塗装は、仕様書に基づく検査と記録の運用が前提です。一般に「公共仕様」と呼ばれ、拠りどころは国土交通省の公共建築工事標準仕様書(建築工事編等)。現場では発注者側の検査要領に沿って、下記のような項目を工程ごとに測定・記録します(方法は工事条件により調整)。

  • 膜厚:乾燥膜厚(必要に応じて湿膜厚)を測定し、基準値と実測を記録
  • 付着性:適切な方法で付着性(付着強度)を確認し、判定を記録
  • 素地調整:ケレン方法・等級、清掃状況を写真等で記録
  • 塗布量・乾燥条件:実塗布量、気温・湿度・乾燥インターバルを記録

これらの数値・記録が、仕上がりを「感覚」ではなく客観的に裏づける材料になります。

公共仕様とは?

公共仕様は、標準仕様書や発注者の検査要領を根拠に、工程ごとに合否の判定基準や確認方法を定めたものです。すべての工事に同一の検査が一律で課されるわけではなく、工事種別・下地・使用材料・発注者の指示により運用内容は調整されます。ポイントは、「どの基準で、どう確認したか」を書面で残すことです。

一般住宅とのちがい

住宅塗装では、職人や業者の経験値に頼る部分が多く、同じ塗料を使っても仕上がりに差が出るケースがあります。一方、公共仕様では、すべての工程に明確な基準と検査方法があるため、「数値で品質を証明できる」点が最大の特徴です。

項目

公共仕様

一般住宅

施工基準

仕様書で明示(膜厚・塗布量など)

業者判断により差が出る

検査工程

現場検査と記録義務あり

記録が残らないことが多い

品質保証

再現可能な証拠がある

仕上がりのみで判断されがち

注:上表は一般的な傾向の整理です。住宅でも記録運用を徹底する事業者はあります。

公共仕様は「誰がやっても同じ品質になる」ことを目指した基準です。つまり、“感覚”ではなく“科学的に裏づけられた品質管理”なのです。

戸建てに「公共工事仕様」を転用するなら

公共仕様を丸ごと当てはめる必要はありません。負担をおさえつつ、要点だけ記録化すると品質の“見える化”に直結します。

  • 事前合意(見積・契約前)

どの工程で何を記録するかを合意(例:乾燥膜厚の測定結果、素地調整の写真、使用材料の納品書・ロット、気象条件ログなど)。

  • 検査タイミングの明確化

下塗り完了時/中塗り完了時/上塗り完了時など、立会いや確認のチェックポイントを設定。

  • 合否の目安を事前共有

乾燥膜厚の目安値、塗布回数、インターバル(乾燥時間)の扱いなど、使用塗料のメーカー仕様書に基づき共有。

  • 引渡し書類の整備

工程写真、使用材料の証明、測定記録、保証書を一式で保管。将来の補修・再塗装時の基礎資料にも有効。

  • 注意点として

公共仕様は発注条件や使用塗材で運用が変わります。そのため、戸建てではメーカー仕様書+必要最小限の記録を核に、過剰にならない範囲で取り入れるのが現実的です。

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品質を左右する3つの“見えない条件”

品質を左右する3つの“見えない条件”

「きれいに塗る」だけでは、本当の品質は保てません。塗装の寿命を決めるのは、目に見えない3つの要素——膜厚・密着・下地づくりです。公共仕様ではこれらが数値と基準で管理されています。一般住宅でも、この3点を押さえるだけで、塗装の持ちが大きく変わります。

①膜厚—厚み管理が効く“耐候の土台”

塗装の膜厚とは、塗膜の厚さを示す数値です。公共仕様では、下塗り・中塗り・上塗りのそれぞれに規定膜厚が定められており、塗布後に実際の厚みを測定して記録します。これにより、塗料の性能が最大限に発揮され、長期間にわたって外壁を守ることができます。

一方、住宅塗装では「回数は守ったが薄く塗られていた」というケースも珍しくありません。たとえ高耐久塗料を使っていても、膜厚が不足すれば耐候年数は予定より短くなってしまいます。だからこそ、規定量/塗回数/乾燥時間を明示できる業者を選ぶことが重要です。

②密着—付着性データで“剥離リスク”を先回り

公共工事では、塗膜の密着性を確認する「付着強度試験(クロスカット試験など)」がおこなわれます。これは、塗膜がどれほど下地にしっかりと食いついているかを数値で確認する検査です。このデータがあることで、「すぐに剥がれる」リスクを事前に排除できるのです。

住宅塗装でも、外壁の素材(サイディング・モルタル・ALCなど)によって下塗り材を正しく選定し、密着性テストを実施している会社は信頼度が高いといえます。“剥がれない仕組み”をつくることこそ、本当の意味での品質保証なのです。

③下地づくり—清浄度・ケレン等級の確保が仕上がりを決める

どんなに高級な塗料を使っても、下地処理が不十分だとすぐに塗膜が浮いたり、剥がれたりします。公共仕様では、塗装前に錆・汚れ・旧塗膜を除去し、規定の清浄度に達するまで素地調整(ケレン)をおこないます。

下地が整っていれば、塗料が均一に密着し、美しく長持ちする塗膜を形成できるのです。住宅塗装でも、「高圧洗浄」「ひび割れ補修」「下地処理内容」が見積書に明記されているかどうかが、信頼できる業者を見分けるポイントです。

公共仕様を取り入れるメリット

💬「どの業者に頼んでも、同じように長持ちする塗装ができたらいいのに」

そう感じたことはありませんか?公共仕様の考え方は、まさにその“ばらつき”をなくすために生まれた仕組みです。もともと公共工事では、施工者が変わっても一定の品質を保てるよう、誰が見ても正しい/誰がやっても同じ結果になることを前提に工程が設計されています。

この“再現性のある品質管理”を住宅塗装にも応用することで、個人宅でも「根拠のある安心感」を手に入れられるようになりました。近年では、こうした公共仕様の考え方を取り入れる塗装会社が全国的に増えています。

背景には、以下のようなことが影響しています。

  • “安さ”より“確実さ”を求める消費者の増加
  • トラブル防止のためのエビデンス(証拠)重視の流れ
  • SDGs・長寿命化住宅など、メンテナンス品質を資産価値と捉える動き

公共仕様を取り入れることで得られるおもなメリット

公共仕様は、単なる「厳しいルール」ではありません。それは、“感覚ではなくデータで信頼を積み上げる”ための仕組みです。見えない部分をきちんと見える形にすること

——それこそが、これからの住宅塗装に求められる新しいスタンダードといえるでしょう。

1.品質が数値で説明できる(=透明性の向上)

検査記録や膜厚測定のデータが残ることで「本当に規定通り塗られたか?」を後からでも確認できます。

2.塗膜が長持ちし、再塗装周期が延びる

膜厚・付着強度・素地調整を管理することで、塗料の性能を最大限に発揮でき、結果的にコスト削減にもつながります。

3.職人ごとの仕上がり差が減り、品質が安定

“経験や感覚”に頼らない手順があるため、担当者が変わっても品質レベルを一定に保つことができます。

4.トラブル時の再現性・信頼性が高い

工程写真や記録があることで、万が一の補修や保証対応もスムーズです。責任の所在が明確になるため、施工主・業者双方の安心につながります。

“わが家”に取り入れる3つのポイント

“わが家”に取り入れる3つのポイント(実践のヒント)

公共工事の基準をそのまま戸建てに適用するのは難しいですが、「考え方」を取り入れることは十分に可能です。

以下の3点を意識するだけでも、塗装の品質を大きく高められます。

1.見積書を確認

→塗布量・塗回数・下地処理内容が明記されているか。

2.施工記録をチェック

→写真や膜厚測定データを提出してもらえるか。

3.品質管理体制を確認

→「公共仕様準拠の管理手順」や、メーカー仕様書に基づく工程管理の書面化(手順書・チェックリスト)があるか。

「うちは公共仕様です」という言葉だけでは不十分です。実際に“数値と記録”が提示されるかどうかが、信頼の分かれ道となります。

公共仕様を導入している会社を選ぶときの見極め方|業者選びのコツ

越谷市や春日部市でも、公共仕様に基づいた品質管理を取り入れている塗装会社が増えています。そうした会社では、施工中の工程写真や膜厚測定、付着試験のデータを記録し、工事完了後に「施工報告書」として提出する体制を整えています。

この「見えない部分を見える化」する仕組みこそが、公共工事基準の本当の価値です。施工主が安心して判断できるように、工事の透明性を高め、品質を数値で証明できる体制を持つ業者を選ぶことが重要です。

ジャパンテックは、公共工事を多数手がけてきた実績を活かし、一般住宅でも同等レベルの品質管理を実践しています。膜厚や塗布量、使用塗料のロット番号まで記録・提出を行い、施工品質を“数値で説明できる塗装会社”として高い評価をいただいています。

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公共仕様の考え方が、わが家の品質を変える|公共工事を手がけるジャパンテックにご相談ください

公共仕様の考え方が、わが家の品質を変える|公共工事を手がけるジャパンテックにご相談ください

公共工事で培われた品質管理の考え方は「美しく塗る」だけでなく「誰が見ても再現できる品質をつくる」ことを目的としています。この基準を住宅塗装に取り入れることで、外壁の見た目だけでなく、耐久性・安全性・資産価値まで大きく変わります。

外壁塗装の本当の品質は、感覚ではなく“記録”に宿ります。見積書や工程写真、測定データをしっかり残す業者こそが、長く安心できるパートナーです。価格の安さではなく、根拠のある品質を選ぶこと

——それが、失敗しない塗装工事の第一歩です。

公共仕様に基づく確かな品質と、徹底した管理体制で安心をお届けするジャパンテックにぜひご相談ください。

公共工事にも採用される専用塗料を、住宅向けに最適価格でご提供しています。無料診断・お見積もりはお気軽にご相談ください。

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