台風による雨漏り修理はいくらかかる?費用相場と火災保険適用のポイント
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に
外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている
ジャパンテック株式会社です。
代表取締役の奈良部です!
台風が過ぎ去ったあと、天井や壁にシミができたり、ポタポタと雨漏りが発生してしまうことがあります。
💬「すぐに修理しないと建物が傷むのはわかるけど、費用はいくらかかるの?」
💬「火災保険で補償されるのかな?」
台風による雨漏りは放置すると建物全体の劣化につながり、修繕費用も大幅に膨らんでしまいます。雨漏りすることで、住宅の資産価値だけでなく検討がつかない出費についても不安になってしまいますよね。
今回のお役立ちコラムでは、台風で起こった雨漏り修理の費用相場と、火災保険が適用されるポイントを解説します。
▼合わせて読みたい▼
外壁塗装の悪徳業者を見抜くたった一言!埼玉県の悪質業者リストを確認する方法も解説
台風による雨漏りの原因とは
台風は「屋根だけでなく建物全体に雨漏りのリスクをもたらす」のが特徴です。以下の原因を把握しておくことで、台風後に重点的な状態チェックも叶います。
- 強風・飛来物による屋根の破損
- 瓦やスレートのズレ・破損
- 屋根材が飛散して雨水が侵入
- 豪雨による防水機能の低下
- 陸屋根やベランダの排水不良
- シーリングの劣化による隙間からの浸水
- 外壁や窓まわりからの浸入
- シーリングのひび割れ
- 外壁のひび割れやサッシの劣化
台風による雨漏り修理の費用相場
雨漏り修理の費用は、被害の範囲や修繕方法によって大きく異なります。「軽度の補修で済む場合」もありますが、屋根全体に影響が出ていると高額になる可能性があるのです。修理が必要なレベルについて把握しておくと、費用を心配して業者依頼を先延ばしにするといった失態も回避できます。
雨漏りは一度起こると自然に直ることはないため、放置するほど悪化していくのです。たとえ最初の段階では軽度の被害でも、時間を置くことで高額な修理費用が必要になることもあるのです。
部分補修(軽度の被害)
- 瓦のズレ直しや1〜2枚の交換:1〜5万円
- シーリング打ち直し(外壁・窓まわり):3〜10万円
屋根部分の修理
- 屋根の一部補修(スレート・瓦・板金):10〜30万円
- 屋根全体の葺き替えやカバー工法:80〜150万円以上
内部の修繕
- 天井や壁の張り替え:5〜20万円
- 下地材の交換を伴う場合はさらに追加費用
総合的な費用感
- 軽度な補修:数万円〜10万円台
- 中程度:20〜50万円程度
- 大規模修繕:100万円以上
火災保険で修理費がカバーできるケース
💬「雨漏り修理は火災保険でカバーできます」
💬「台風での破損は保険適用になる可能性があります」
このようなフレーズを耳にしたことがあるはずです。保険でまかなえれば嬉しいに越したことはないですよね。ですが、火災保険が適用になるかどうかはそのときの状況によって変わるのです。
適用となる可能性がある例を確認しておきましょう。
- 台風による瓦の飛散や破損
- 強風で屋根材がはがれた
- 雨樋の破損や外壁の一部崩落
適用となるのは、あくまでも台風そのものが原因となっている例なのです。
対して、適用されない例もあります。
- 経年劣化による雨漏り
- メンテナンス不足が原因と判断された場合
台風が引き金となっていても、それまでにメンテナンスを怠っていたり、経年劣化が原因とされたりしいた場合には適用外となります。
事前にチェック!保険申請の流れ
火災保険を利用する場合に備えて、申請の流れも把握しておきましょう。申請のポイントは 「自然災害による突発的な被害」 であることを証明することです。
- 被害状況を写真で記録
- 保険会社へ連絡・申請書類の提出
- 損害調査(鑑定人による現地確認)
- 認定後、修理費用が保険金として支払われる
自己負担の考え方
雨漏り修理の費用相場を調べていると「数万円〜100万円以上」と幅が広くて不安になりますよね。ですが「保険でどこまでカバーされるか」 を見積もり時に確認することで、実際に払う金額は大きく変わります。
保険適用になれば自己負担額も減りますが、そこに至るまでに正しいステップを踏む必要があるのです。もしかしたら、業者Aで提示されている見積もり金額は、必要のない工事まで加わって高額になっているだけかもしれません。
それで火災保険が適用になっても、本来の工事よりも自己負担が大きくなってしまえば本末転倒ですよね。目先の保険金に惑わされることなく、冷静に判断していきましょう。
被害レベル別の費用シミュレーション
台風で雨漏りした場合にはどのような被害があるのか、修理費用と火災保険が適用になったときのシミュレーションをしてみましょう。
軽度の被害(瓦数枚の飛散・小さな雨シミ)
部分補修とシーリング処理で5〜10万円程度となる場合が多いです。火災保険が適用されれば、自己負担はほぼゼロ〜数万円で済むケースもあります。
中程度の被害(屋根の一部破損+天井クロスのシミ)
屋根補修+天井の張替えで20〜40万円程度となる予測です。保険で20万円が補填されれば、自己負担は10〜20万円前後におさえられます。加入している保険内容などによって保証金額も異なるため、不安な場合は事前に確認しておきましょう。
重度の被害(屋根全体の損傷・下地まで浸水)
屋根の葺き替え+内装修繕で100万円以上になることがあります。この場合も保険が80万円支払われれば、実質負担は20〜30万円台に軽減できる可能性があります。重度の被害になると支払う額も大きくなってしまうため、台風への備えがいかに重要かがわかりますね。
高額請求リスク!台風後の訪問販売業者に注意
台風被害のあと、「無料で点検します」と突然訪問してくる業者が増えます。本当に善意でおこなっている優良な業者もいるのですが、中には以下のような悪質業者も存在します。
- 不安をあおって高額契約を迫る
- 保険が使えると誤解させて契約を急がせる
- 契約がとれた後は手抜き工事をする
こういった悪質な業者に騙されないためにも、修理を依頼する際は以下のようなポイントをおさえておきましょう。
- 必ず複数社に見積もりを依頼する
- 地元で実績のある業者を選ぶ
- 契約内容を口頭ではなく書面で確認する
安心して相談できる「無料診断」の活用
業者依頼を訪問販売に頼る必要はありません。あなたが自分で探してきた業者に依頼する方が安全である可能性も高いのです。必要性を感じているならば、業者が訪問してくるのを待つこともありませんよね。
信頼できる工務店やリフォーム会社では、無料診断サービスを用意しているところが多くあります。こういったサービスを活用していくと、優良な業者に出会うことができますよ。
無料診断を活用する場合には以下のポイントをチェックして、業者の良し悪しを見極めましょう。
- 屋根や外壁の状態を写真で報告してもらえる
- 火災保険の申請サポートをしてもらえる
- 修繕方法や見積もりを比較検討できる
また、ショールームに足を運べば、実際の施工事例や材料を確認しながら相談できるので安心です。
FAQ|台風による雨漏り修理と火災保険
台風の後に雨漏りが発生すると、修理費用や火災保険の適用範囲が気になりますよね。ここではオーナー様・一般のご家庭どちらにも役立つ、よくある質問をまとめました。
Q. 台風後に雨漏りが起きたら、まず何をすればよいですか?
まずは安全確保(漏電・天井崩落の危険回避)を優先してください。その後、被害箇所を写真で記録し、応急的に水受けやブルーシートで養生します。落ち着いたら、信頼できる業者へ点検依頼しましょう。
Q. 雨漏り修理の費用はどのくらいかかりますか?
軽度の補修なら数万円、屋根の部分修理は10〜30万円、全面葺き替えなど大規模になると100万円を超える場合もあります。放置すると被害が拡大し、修理費用も膨らむため早めの点検がおすすめです。
Q. 火災保険は必ず使えますか?
台風による突発的な破損(瓦の飛散、雨樋の破損、外壁の一部崩落など)は適用の可能性が高いです。ただし、経年劣化や日常的なメンテナンス不足が原因と判断されると適用外になります。事前に保険内容を確認しておきましょう。
Q. 保険を申請するときの注意点は?
「自然災害による突発的な被害」であることを証明することが重要です。写真や動画で被害状況を記録し、申請時に提出しましょう。また、業者が保険を使えると強く勧めても鵜呑みにせず、保険会社に直接確認してください。
Q. 悪質な業者を避けるにはどうすればよいですか?
「今すぐ契約しないと危険」「保険で無料」などと強調する業者は注意が必要です。必ず複数社から見積もりを取り、地元で実績のある会社を選びましょう。契約内容は口約束ではなく、書面で確認してください。
納得の価格での雨漏り修理はジャパンテックにおまかせください
台風による雨漏り修理の費用は、数万円〜100万円以上と幅広いです。火災保険は「自然災害による被害」であれば適用される可能性が高いですが、経年劣化やメンテ不足では適用外になるケースもあるため注意が必要です。
台風後の訪問業者には注意して、信頼できる業者に自分から相談することが大切ですよ。雨漏りは放置すれば被害が拡大し、費用も膨らんでしまいます。まずは、診断を受けて状況を確認しましょう。
ジャパンテックでは、無料の診断やお見積もりの作成をおこなっております。「他社と比較して決めたい」という場合でも構いません。納得した雨漏り修理ができるように、しっかりと業者選びをおこなってください。
当社には、埼玉県内に3店舗ショールームがございます。直接ご相談いただきたい場合や、当社の施工事例・実際の建材などを見たい場合にも最適です。お問い合わせやショールームのご来店でしつこい営業は致しません。安心してご相談ください。
▼合わせてチェック▼
ジャパンテックのショールーム