外壁塗装と屋根塗装|遮熱塗料で環境に合わせよう
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に
外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている
ジャパンテック株式会社です。
代表取締役の奈良部です!
建物のメンテナンス時期を間近に控えているなら、外壁塗装や屋根塗装で今後の快適性をアップすることを考えてみましょう。建物の寿命を延ばすだけではなく、住み続ける上で少しでも快適な空間を手に入れられる塗料があることはご存知ですか?
埼玉県は日差しが強く、遮熱性の高い塗料を使用するだけで室内温度の快適性が守られるのです。
今回の記事では「遮熱塗料」についての情報をお届けします。また、外壁塗装・屋根塗装におすすめの塗料についてもご紹介したいと思います。
埼玉県内の外壁塗装や屋根塗装に求められる機能・効果
外壁塗装や屋根塗装は、見た目だけを新築時と同様に復活させることを目的としているわけではありません。塗装後により良い状況を手に入れるために行うメンテナンスだということを覚えておきましょう。
埼玉県のお住まいで求められている塗装の機能や効果とはどのようなものがあるのでしょうか?
地域性や環境といった側面から考えると、以下の3つが求められる機能と言えるでしょう。
・塗膜の復活
・遮熱・断熱
・撥水・防水
埼玉県で求められている塗料の機能・効果①|塗膜の復活
外壁塗装や屋根塗装を行うことで、劣化した塗膜を新たな塗膜と交換することができます。劣化した塗膜は、表面から白い粉を吹き出す「チョーキング」を起こしたり、水捌けが悪くなることで発生しやすい苔やカビ、藻の発生を促進してしまいます。
塗膜とは塗装後に乾燥して密着した状態の塗料を指します。塗膜は年数が経過することで徐々に機能性や色味が薄くなり、最終的には劣化として表面上に見えてきます。
塗膜の復活で、これらのトラブルが発生しなくなるため、建物の寿命を延ばせるのです。適切なメンテナンス時期に、できるだけ効果の高い塗料にて塗装を施すことをおすすめします。
埼玉県で求められている塗料の機能・効果②|遮熱・断熱
埼玉県は全国でも日照時間が長い地域です。夏場の猛暑は当たり前、酷暑日となることも少なくありません。だからこそ埼玉県の外壁塗装や屋根塗装には「快適に暮らすことができる機能」が必要不可欠です。
塗料にはさまざまな効果を期待できます。中でも「遮熱性」と「断熱性」は、外壁塗装・屋根塗装を行う上で期待したい効果でしょう。室内の快適性が上がれば、塗装後の生活が一気に向上します。暖房費や冷房費を抑えることにもつながるので、塗料の効果には期待が寄せられます。
埼玉県で求められている塗料の機能・効果③|撥水・防水
多くの塗料は撥水性が高く、外壁や屋根に雨水を残さないような効果を持っています。このおかげで苔やカビ、藻の発生を防げるのです。さらに、雨水の侵入を防ぐ「防水効果」を持たせることで、建物の寿命を長く維持できるということを覚えておきましょう。
中には水性塗料もあるため、全ての塗料に防水性能を求められるわけではありません。しかし、外壁塗装や屋根塗装に使われる塗料は、基本的に優れた防水性能を発揮してくれます。
遮熱塗料で室温を快適にしたい
電気代が高騰していることからも、できるだけランニングコストを抑えたいと考えるのは一般的です。そして、外壁塗装や屋根塗装を行うのであれば、できる限りさまざまな効果を持った、持続性の高い塗料を使うことをおすすめします。中でも、夏場の冷房費は家計を圧迫することから「遮熱効果」の高い塗料がおすすめです。
遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、日光からの熱伝達を抑える効果を持った塗料のことです。この塗料は、夏場に絶大な効果を発揮してくれることでしょう。遮熱塗料と普通の塗料では、夏場の室温が「2℃」も変わります。
冷房温度を1℃下げると、電気代は10%変わると言われています。つまり、遮熱塗料によって夏場の冷房費は20%も下がるということなのです。
ただし、遮熱塗料にもメリットとデメリットが存在するので、簡単に下表にまとめてみました。
メリット | デメリット |
・室温を下げられる ・冷房費を抑えられる ・建材耐久力向上 ・補助金の対象(制度があった場合) | ・塗料コストが高い ・経年劣化で遮熱性能が落ちる ・遮熱効果の高さは色にも影響される ・寒冷地には不向き |
外壁塗装や屋根塗装は、補助金制度が実施されていれば補償の対象となるため、補助金を活用して工事を行うことができます。
ただし、制度が実施されていないときは実費での対応となるため、各自治体の補助金制度をチェックしておきましょう。
そして、先に挙げていなかったデメリットの部分をしっかり理解しておかなければなりません。
遮熱塗料は、有用性の高い効果を持っているため、通常の塗料よりもコストがかかります。また、経年劣化すれば遮熱効果は低下していくことも理解しておかなければなりません。1度施工すれば、次のメンテナンスまで効果を維持できるというわけではないのです。
また、遮熱性の高い「色」があります。つまり「熱の反射率」です。一般的に黒色は熱を蓄えると言われており、遮熱塗料を使った場合でも「30%」ほどしか熱を反射できません。中間色である灰色で「50%」、膨張色の白色は最も反射率が高く「80%」を反射します。
そして、寒冷地では遮熱性が大きなデメリットとなるケースが多いです。遮熱性は夏場だけに発揮されるわけではなく、年間を通して効果を持っています。つまり、寒い冬場に日光の恩恵を受けづらいということです。
これらのデメリットもしっかりと理解した上で、遮熱塗料を使うことを検討してみましょう。
どんな場所におすすめ?
遮熱塗料は、年間日照時間が長い地域におすすめです。特に、夏場の日照時間が長い地域では、遮熱塗料の効果を実感できるでしょう。そして、湿度が高い地域でも遮熱塗料は威力を発揮します。
高温多湿という日本の環境では、夏場の日照時間は健康被害を訴えるほどの苦痛です。高い山が日陰を作る時間もありますが、基本的に潮風で常に湿度が高く、日照時間も非常に長いため、遮熱塗料は絶大な効果を発揮するはずです。埼玉県は日照時間が全国平均を上回っており、酷暑日が続くこともしばしば。
遮熱塗料で日光の影響を遮ることができれば、冷房費を抑えながら快適な環境を手に入れられるでしょう。
遮熱塗料と断熱塗料の違い
熱関係の塗料には「遮熱塗料」と「断熱塗料」が存在します。遮熱塗料は日光を遮ることで、室内への温度影響を防ぐ効果を持っています。一方、断熱塗料は「室内の温度を外に逃さない」という、遮熱塗料とは反対の効果を持っているのです。
この断熱塗料が役立つのは「冬」の暖房が必要な時期になります。暖房によって温められた室温が、寒い外気に引っ張られることで流れ出るのを防ぐのです。
高気圧と低気圧で考えた場合、暖かい空気は「高気圧」、冷たい外気は「低気圧」として考えられます。暖かい空気は冷たい空気に流れ込みやすく、せっかく温めた空気は自然と外へと流れ出ようとするのです。
これを止めるのが断熱塗料の効果で、外壁や屋根伝いには室温を逃さないように作用します。
遮熱塗料を選ぶ際のポイント
遮熱塗料を選ぶ際、建物に使われている建材が何かをしっかりと確認することが重要です。例えば、屋根材や外壁材に十分な厚みがない場合、遮熱塗料の効果を十分に発揮できないことがあります。
特に、トタンは素材そのものが薄いこともあり、遮熱性がそもそも低いです。遮熱性を持たせることは可能ですが、期待するほど高い効果を発揮できるとは限りません。ただし、遮熱塗料によって快適性は確実にアップするでしょう。
他の建材と比較すると、基本性能が低いために期待値が下がってしまう建材があるということを覚えておいてください。また、住んでいる地域によって、遮熱性よりも断熱性が必要という場合もあります。
おすすめの遮熱塗料
おすすめの遮熱塗料の一例をご紹介します。効果が高く、十分な遮熱性を発揮してくれやすい塗料なので、もし遮熱塗料を選ぶ際には候補の中に入れてみてください。
関西ペイント|アレスクール1液F
ウレタン塗料やフッ素塗料で、遮熱性の高い塗料の代表格です。特にこの「アレスクール1液F」はフッ素塗料なので、耐用年数も15年以上の優秀な塗料です。
成分 | フッ素樹脂 |
種類 | 弱溶剤 |
適用素材 | トタン・鋼板など |
日射反射率(白色) | 80%以上 |
施工価格(1m2あたり | 4,000円〜 |
耐用年数 | 15〜20年 |
色 | 標準色(艶あり) |
日本ペイント|サーモアイ4F
アクリル塗料からフッ素塗料まで用意されている、屋根用塗料です。日射反射率は最高クラスの90%以上を誇る、カラーバリエーションにも富んだ遮熱塗料といえます。
このサーモアイ4Fは、4フッ化フッ素という独自技術により、遮熱効果を長期間維持できる塗料です。
成分 | 4フッ化フッ素樹脂 |
種類 | 弱溶剤 |
適用素材 | スレート・金属屋根・住宅用化粧スレートなど |
日射反射率(白色) | 91.0% |
施工価格(1m2あたり | 約3,720円〜 |
耐用年数 | 12〜15年 |
色 | 40色 |
日進産業|ガイナ
外壁用・屋根用の水性シリコン塗料です。遮熱塗料として最も選ばれているのが、このガイナです。その理由は、NASAがロケットに使用している技術を塗料として転用した塗料だからです。
遮熱効果以外にも、断熱効果・遮音効果・悪臭改善・不燃・結露防止など、さまざまな効果が付与されています。
成分 | 特殊セラミック配合アクリルシリコン樹脂 |
種類 | 水性 |
適用素材 | 鉄・コンクリート・モルタル・木・非鉄金属・ガラス ※下地処理との組み合わせによりほとんどの材料に塗装可能 |
日射反射率(白色) | 約90%以上 |
施工価格(1m2あたり | 3,800円〜 |
耐用年数 | 15〜20年 |
色 | 52色(他200色対応) |
アステックペイント|超低汚染リファイン1000MF-IR
先ほどご紹介した関西ペイントや日本ペイント、日進産業の遮熱塗料もおすすめですが、遮熱塗料と言えば、日本でナンバーワンシェアを誇るアステックペイントを忘れてはいけません。
遮熱塗料といえばアステックペイントと言われるくらい、高い遮熱性能を誇っています。なかでも超低汚染リファイン1000MF-IRは無機成分を配合したフッ素塗料で、汚れにくさと遮熱性能を両立させたハイグレード塗料です。
成分 | 水性形二液外壁用低汚染遮熱無機成分配合フッ素系上塗材 |
種類 | 水性 |
適用素材 | コンクリート/モルタル/ALC/窯業系サイディング/波形スレート/カラー鋼板/ガルバリウム鋼版・ステンレス/アルミニウム |
耐用年数 | 20年~24年 |
色 | 69色 |
埼玉県の酷暑日を引き起こす強い日差し対策には遮熱塗料がおすすめ
遮熱塗料は、建物の快適性を高めるために重要な役割を果たしています。外壁塗装や屋根塗装の際には、より快適性を求められる塗料を選ぶようにしましょう。経年劣化にも耐えられる、耐候性の高い遮熱塗料がおすすめです。
ジャパンテック株式会社はアステックペイントの認定施工店であるため、超低汚染リファインのほか、プラチナシリーズという、よりグレードの高い遮熱塗料も使用できます。
▼合わせて読みたい▼
ジャパンテックが語る、プラチナリファイン2000Si-IRで実現する理想の家
外壁や屋根を遮熱塗料で塗装するならば、ぜひ当社ジャパンテックにおまかせください!
予算に合わせた最適な塗料を提案させていただきます!遠慮なくご相談ください!
外壁塗装・屋根塗装リフォーム専門店
『外装劣化診断』はこちらから
お電話でのご相談、お問い合わせはこちら
フリーダイヤル:0120-605-586
越谷市 さいたま市 春日部市の
外壁塗装・屋根塗装リフォームのご相談は