越谷にお住いの皆様へ
2014.09.22 (Mon) 更新
おはようございます!プロタイムズ越谷店の片岸です(*^_^*)
実は最近、片岸は子宮頸がん検査をしてまいりました!
結果は異状なしの判定でした。
子宮頸がんとは・・・?

子宮は、女性にしかない特別な臓器のひとつです。この子宮の入り口付近、「子宮頸部(しきゅうけいぶ)」にできるがんを、「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」といいます。
子宮頸がんになった場合、子宮や子宮のまわりの臓器を摘出しなければならなくなることがあります。たとえ妊娠や出産を望まない女性であっても、後遺症が残 り仕事や生活に影響するなど失うものは多大です。また、がんがもっと進行した場合、生命そのものに対して重大な影響を及ぼすおそれがあります。
しかし、子宮頸がんは原因やがんになる過程がほぼ解明されている、予防ができるがんです。また、定期的に検診を受けることで、がんになる前に発見し、子宮を失わずに治療することが可能です。
なお、子宮にできるがんには、他にも、赤ちゃんが育つ「子宮体部(しきゅうたいぶ)」にできるがんがあり、「子宮体がん(しきゅうたいがん)」別名「子宮 内膜癌(しきゅうないまくがん)」と呼びます。一般に「子宮がん」というと「子宮体がん」をイメージする方が多いのですが、この2種類のがんは、原因や発 症しやすい年齢・特徴・治療法などが違うため、それぞれについて正しい知識が必要です。
初期にはほとんど症状がない病気です。ガンが進行すると、子宮摘出だけでなく、命にかかわることも。
子宮頸がん(しきゅうけいがん)は、初期には全く症状がないことがほとんどで、自分で気づくことはできません。そのため、不正出血やおりものの増加、性交のときの出血などに気がついたときには、がんが進行しているということも少なくありません。
がんが進行すると、子宮をすべて摘出する手術が必要になることもあり、妊娠、出産の可能性を失い、女性にとって心身ともに大きな負担となります。また、ま わりの臓器にがんが広がっている場合には、子宮だけではなく、そのまわりの卵巣やリンパ節などまわりの臓器もいっしょに摘出しなければならなくなり、命に かかわることもあります。
表:子宮頸がんの症状
- がんになる前や初期の子宮頸がん
- ほとんどの場合、無症状
- 進行した子宮頸がん
- ・性交時出血
- ・おりものの異常(茶褐色、黒褐色のおりものが増える、など)
- ・不正出血(月経時以外の出血)
- ・下腹部や腰の痛み など
子宮がんは、特別な人がなる病気ではなく、女性なら誰でもかかる可能性のある病気です。
『がん』と聞くと、身近な家族や親戚にがんになった人がいるとなりやすいというイメージがありますが、子宮頸がん(しきゅうけいがん)は遺伝などに関係なく、性交経験がある女性なら誰でもなる可能性のある病気です。
近年では20代後半から30代に急増、若い女性の発症率が増加傾向にあります。子宮頸がんは、女性特有のがんの中では乳がんに次いで第2位を占めており、特に20代から30代の女性においては、発症するすべてのがんの中で第1位となっています。
また、全世界で毎年、27万人もの女性が子宮頸がんによって大切な命を失っています。これは時間に換算すると約2分間に1人の割合。日本でも、毎年約15,000人(上皮内がんを含む)が子宮頸がんと診断されています。
なお、同じ子宮にできるがんでも、子宮体がんは閉経前後の50代から60代の女性に多く、若い女性に多い子宮頸がんとは対照的です。
子宮頸がんの治療法には、主に手術療法、放射線療法、化学療法があります。初期のがんであれば、妊娠の希望を考慮する事もできます。

子宮頸がん(しきゅうけいがん)の治療法には、主に手術療法、放射線治療、化学療法(抗がん剤による治療)があり、がんの進み具合やがんの部位、年齢、合併症の有無などによって治療法を決定します。初期のがんであれば、妊娠の希望を考慮することもできます。
一般的に、がんになる前の状態(前がん病変(びょうへん))やごく初期のがんでは子宮頸部の異常な組織を取り除く手術(円錐(えんすい)切除術(せつじょじゅつ))を行います。進行した子宮頸がんに対しては、いくつかの治療法を組み合わせて行うこともあります。
子宮頸がんの進行は、がん細胞が子宮頸部の粘膜上皮にとどまっている状態の0期から、子宮のまわりの 臓器や他の臓器にまで転移するIV期まで、段階によって分類されます。0期またはIa1期までのごく初期に発見できれば、子宮頸部(けいぶ)の一部を切り 取る手術(円錐切除術)だけで済み、妊娠も出産も可能です。Ia2期以降になると子宮の全摘出を行うようになり、II期では卵巣や卵管も含めて子宮をすべ て取り除く手術(広汎(こうはん)子宮全摘)が必要になります。また、さらにがんが進行した場合、放射線治療や化学療法が行われます。

前がん病変(びょうへん)やごく初期の子宮頸がんであれば、子宮頸部の異常な組織を取り除く「円錐(えんすい)切除術(せつじょじゅつ)」のみで治療が可 能です。これは、子宮頸部をレーザーや高周波メス(電気メス)で円錐状に切りとる手術です。円錐切除術は子宮を摘出しないため、術後に妊娠・出産が可能で す。
なお、円錐切除術で切り取った組織を詳しく検査した結果、進行した子宮頸がんであることがわかった場合には、子宮を摘出する手術など、より積極的な治療が必要になることがあります。
がんが子宮頸部の表面(上皮(じょうひ))を超えて広がっている場合には、原則として子宮の摘出が必要となります。
一般的に、初期の子宮頸がんでは子宮だけの摘出(単純子宮全摘出術)を行い、まわりの臓器にがんが広がっている場合には子宮といっしょに、周囲の靱帯(じ んたい)組織や、卵巣、膣の一部、リンパ節などを摘出します(広汎(こうはん)子宮全摘出術)。広汎子宮全摘出術の代わりに、放射線治療を行ったり、手術 療法と放射線治療を組み合わせたりすることもあります。また、手術の前にがんを小さくすることを目的に抗がん剤を使用したり、放射線治療の効果を高めるた めに放射線治療と化学療法を同時に行ったりすることもあります。
越谷市役所ホームページから抜粋致しました!
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子宮頸がん検診について
実施期間
平成26年5月10日から平成26年11月10日まで
対象
市内在住の20歳以上の女性
※ただし、平成26年4月1日以降に妊婦一般健康診査における子宮頸部がん検査を受けた人は対象外です。
内容
子宮頸部・体部の細胞検査
ただし、子宮体部の細胞診については、問診の結果、最近6ヵ月以内に下記(1)~(3)の症状があった人が対象となります。
(1)月経以外に性器より出血(一過性の出血や閉経後の出血など)がある人
(2)月経異常(月経血量が異常に多い、不規則月経等)がある人
(3)褐色のおりものがある人
(1)~(3)に該当しない人でも医師と相談の上、必要と認められた場合は対象になります。
(体部の細胞診のみの受診はできません)
費用
子宮頸部がん検診 1,000円
子宮頸がん検診・体部細胞診 1,700円
受診回数
1人年1回になります。
実施会場
実施医療機関へ直接お申込みください(南越谷健身会クリニックのみ要予約)。
平成26年度 子宮頸がん検診実施医療機関一覧(PDF:49KB)
検診結果について
検診の結果は、受診した医療機関で確認してください。
子宮頸がんについて
子宮がんには、頸部がんと体部がんの2種類があり、がんのできる場所や原因等が異なります。
頸部がんは子宮の入り口である頸部から発生するがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がリスク要因とされ、30~40歳代の人がかかりやすく、近年20歳代でかかる人も増加しています。
一方、体部がんは子宮の奥にある体部から発生するがんで、50~60歳代の人がかかりやすいといわれています。
十分に治療が可能な初期の段階で発見するために、子宮頸がん検診を受けましょう。
子宮がんについての詳しい情報は、国立がん研究センターがん対策情報センターのホームページでご覧いただけます。