塗料って何で出来ているの???
2014.08.27 (Wed) 更新
本日の塗料ご紹介コーナー!!!
塗料って何でできているの?
一般的な塗料は、樹脂+ 顔料+ 添加剤でできています。
水性塗料と溶剤型塗料ってどう違うの?
一言で言えば、水に溶かした塗料が水性塗料で、揮発性の有機溶剤に溶かしたのが溶剤型塗料です。
どちらも長所短所はありますが、結論から言って同じ樹脂で比べればほとんど差はありません。 水性が弱いと言うイメージが定着していますが、現在の水性塗料の技術革新には目を見張るものがあり、決して水性塗料=弱い、と言う事ではございません。 環境問題からも水性塗料は今後益々発展し、オール水性化の波が押し寄せて来るのは必至です。目的・用途に合った塗料を選定する事をお勧めいたします。
断熱・遮熱塗料ってどんな塗料?効果あるの?
真夏の太陽光線により、屋根や外壁の表面温度は50℃~80℃にも達します。 吸収された熱エネルギーは室内温度の上昇をもたらします。
そこで、作られたのが遮熱/断熱塗料です。
遮熱/断熱塗料は屋根や外壁の表面の熱を軽減し、室内温度の上昇を抑えます。
色々な種類の塗料があるが、どれを選べばいいの?
特徴:汚れ防止を優先する方にオススメ。太陽光と雨の自然の力でセルフクリーニング効果があり、環境にも優しい。 デメリット:コストが高めで、光が当たらない場所は、効果が薄くなる。塗膜が硬いため、モルタル壁にはオススメしません。 | |
特徴:高耐久性でありながら、防水に必要な高弾性を有している非常に優れた塗料。 デメリット:トータルメリットは大きいがコストは高め。純度の高い樹脂を使用した水性塗料の為、冬場の施工は工期がかかる。 | |
特徴:耐久性を優先する方にオススメ。長期間にわたり変退色、艶引けがなく、耐久性において最高レベル。 デメリット:コストが高めで塗膜も硬い物が多く、ひび割れしやすいので注意が必要です。 | |
特徴:価格と機能のバランスが良い塗料。カラーバリエーションも豊富。 デメリット:次の塗り替え時期までの十分な耐久性がなく、建物を守り続けるのに不十分な場合もある。 | |
特徴:一般的によく使われる塗料で価格と機能のバランスが良い塗料。 デメリット:耐久性が劣るので長期的な外観保持には不向き。 | |
特徴:値段が安く、定期的に塗り替えを楽しみたい方向きの塗料。 デメリット:耐久機能が有効な間は防水機能があるが、外壁を保護する塗料としては、オススメできない。 |
塗料の樹脂(素材)だけでもこれだけの種類があり、さらには様々な機能やオプションなども存在します。
劣化状況などを把握し、専門家である業者に相談してご自宅にベストな塗料をお選びください。
※同じ塗料や種類でもメーカーや商品が違うと耐久年数も異なります。
※耐久年数は、気候・温度・立地など件等により変化します。
立地条件によって塗る塗料が違うって聞いたけど?
特に注意が必要なのが沿岸部などの湿気の多い地域での塗り替えです。
湿気が多いとカビが繁殖して劣化の原因に繋がる可能性があります。 そんな方には防カビ塗料を使うのをおすすめ致します。
防カビ塗料を使えば、カビの繁殖を抑え、住宅の外観を美しく保つことが可能です。
正しい塗料選びのポイント
1:耐久年数10 年以上の塗料を選びましょう。
2:雨水の浸入を防ぐため、高弾性を有する防水性を備えた塗料をおすすめします。
3:1回分の塗装価格だけでなく、長期で見てコスト低減をできる塗料ですか?
4:選択した塗料に何年の製品保証があるか確認しましょう。
5:塗り替えを行う業者が自身を持って推奨している塗料ですか?
6:ご自宅の悩みを解決してくれる性能は付いていますか?
7:人と環境にやさしい塗料ですか?
塗料の種類って本当にたくさんありますよね!!
お家の環境や立地条件によってもかわります(*^_^*)
皆さんのお家に合った塗料や施工が出来るように私たちが力になれたら良いな~♪
と、思っております!